どうも、ばやし(@bayashism)です。
✔ この記事はこんな方にオススメ
- ・Chromebookってなんぞや?という方
- ・これからChromebookを購入を考えている方
小さめのモバイルノートが欲しくてChromebookを購入して使ってみました。
実際に使ってみると良いところ、悪いとこをが見えてきました。
今回の記事では「Chromebookのメリット・デメリット」を紹介していきたいと思います。
Chromebookとは?
最近家電量販店などに行くとChromebookというPCをよく目にする機会が増えてきました。
Chromebookとはそもそもなんなのかと気になりますよね。
簡単に説明すると「Chromebook」とはGoogleが開発したChromeOSを搭載したPCになります。
Chromebookに搭載しているChromeOSって?
ChromeOS自体にあまり馴染みがないとは思いますが、WebブラウザGoogle Chromeは恐らく誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか?
ChromeOSは誰もが使ったことがあるであろうGoogle Chromeをメインに搭載し、その他にもいくつかの機能を追加したOSになります。
HPやASUSなどもこのChromeOSを搭載したPCはHPやASUSなどのメーカが販売を行っており、OSの世界市場においてもシェア4位のOSとなっています。
といっても、Windowsのシェアが圧倒的で次いでMacOS、Linuxと続くのでシェアはまだまだ少ないです。
しかし、教育機関で人気があり、「安価であること」「シンプルであること」を理由に導入が進んでおり、シェアを徐々に伸ばしているOSでもあります。
実際に米国の学校では一番良く購入されているPCであり、日本の教育現場でも導入が進んでいます。
Chromebookの特徴は?
ChromebookはどのようなPCなのかというと「WindowsやMacのPC」と「タブレット・スマホ」の中間ぐらいのイメージです。
もっと、簡潔に言ってしまうとタブレットにキーボードを付けてノートパソコンの形にしたような感じです。
Chromebookの特徴はとにかくシンプルだということです。
余計なアプリケーションは一切入っていなく、ウィルス対策も不要なのでとにかく動きが軽いです。
機能や設定が多すぎて混乱することもありません。
シンプル故にCPUやメモリなどは市販されているWindowsやMacのPCに比べて能力的には劣るためハードな作業はできません。
しかし、シンプルだからこそ動きが軽く、ウェブ閲覧や文書作成などの分野においては非常に高い能力を発揮します。
Chromebookのメリット
Chromebookを使用し見えてきたメリットは7つあります。
✔ Chromebookのメリット
- ・とにかく起動が早い
- ・動きがサクサクで快適
- ・バッテリーの持ちが良い
- ・軽く持ち運びに便利
- ・ウィルス対策が不要
- ・Playストアが使える
- ・価格が安い

とにかく起動が早い
Google Chromeを使用している中でと特に良いと感じているとことは起動の速さとWeb閲覧時などのアプリケーションの動きがとても早い点です。
完全にシャットダウンした状態からログイン画面まで約10秒ほどで起動可能です。
私が現在使用しているメインPCの比較的ハイスペックな「Dell ゲーミングノートパソコン G3 15 」はSSDを搭載していますがログイン画面まで15秒から20秒程度かかります。
ハイスペックPCと比較しても起動速度はめちゃくちゃ速いです。
また、画面を閉じると通常のスマホやタブレットと同様にスリープ状態になりますので、開けば即起動します。
なにか調べ物や作業に取り掛かりたいと思った際は、少しの時間も無駄にすることなく取り掛かることができます。

動きがサクサクで快適
Chromebookはとにかくサクサク動きます。
スペックだけ見たら性能は全く高くありませんが、そもそもChromebookにはそんなに高いスペックは必要ないのです。
その理由は、ほぼすべての作業をブラウザ上で行うため、限りなく機能を最小限にしているからです。
私はChromebookでWeb閲覧を頻繁にしますが、起動はとても早いしどんどんタブが増えてしまっても切り替えはスムーズに行なえます。
同じ3~5万円台のWindowsPCと比較すると快適度合いは雲泥の差です!
また、ストレージ自体もeMMCというフラッシュメモリを採用しているのもサクサク動く理由の一つです!

バッテリーの持ちが良い
Chromebookはバッテリーの持ちが抜群に良いです!
バッテリーの持ちが良い理由としては機能を最小限にしているという点が大きいです。
私が購入したHP Chromebook x360 12bは12インチでカタログ値で11時間使用可能です。
実際に一日持ち出して使用してみましたが、途中で充電が切れることなどありませんでした。
バッテリーが持つというのは充電器などの余分な荷物を持ち運ぶ必要がなくなりますので、モバイルとして使う場合も非常に優秀です!
軽く持ち運びに便利
モバイル系パソコンの中でもChromebookはかなり軽い部類に入ります。
余計な機能を削ぎ落としている分本体自体の軽量化にも貢献しています。
私が使用しているHP Chromebook x360 12bは12インチモデルながら重量1.3kgと非常に軽量です!
Chromebook ASUS C101PAなら10インチモデルですが重量は0.9kgとモバイルとしては最軽量クラスです!
14インチ 15インチモデルであれば若干重量はありますが、同サイズのWindowsPCなどと比べても軽いです。
ウィルス対策が不要
Chromebookはセキュリティが強いので安全に使用することができます!
まず、セキュリティソフトの導入は不要です。
Chromebook自体にセキュリティ機能を有しており、常に最新化されるよう自動でセキュリティアップデートが行われます。
またChromeOS独自の機能で「サンドボックス」と言われると呼ばれるものがあります。
Webやアプリケーションを「サンドボックス」という領域の中で動作させています。
仮にChromeで開いているタブの一つでウィルスに感染したページにアクセスしてしまったとしても、他のタブやChromebook本体には影響しません。
これらの機能によってChromebookは安全に使用することができます。
Playストアが使える
Chromebookの特徴としてPlayストアが使えるという特徴があります。
Androidで使用しているアプリの大半は使用可能です。
携帯に入っているアプリとデータを共有して作業環境を変えながら作業することもできます。
また、ゲームなどのアプリも動きますので、ゲーム機として使うこともできます!
※一部非対応のアプリケーションもあります。

Chromebookは価格が安い
Chromebookは価格が安いです!
iPadやAndroidなどのタブレットと比較して安いものや同価格帯のものがあります。
一番安いモデルだと2万円台から購入可能です!
タッチパネルやiPS液晶搭載モデルなどは若干価格が上がってきますが、それでも5万円台で購入可能なのでコスパ抜群です!
Chromebookのデメリット
ここまでたくさんChromebookのメリットをご紹介してきましたが、Chromebookにもデメリットはあります。
Chromebookのデメリットは3つありました。
✔ Chromebookのデメリット
- ・インターネット環境がないと使えない
- ・ソフトのインストールができない
- ・プリンターで印刷できない
これらのデメリットについて詳しく説明していきます。
インターネット環境がないと使えない
Chromebookは基本クラウド上で作業を行います。
これはChromebookの最大の特徴でありデメリットでもあります。
作成した文書や表計算などのファイルは基本的にはすべてGoogle Drive上に保存されます。
したがって、ネット環境がないとファイルにアクセスすることができないため、開くことができません。
しかし、ネット環境につながっていないと何もできないわけではなくオフライン中にも資料作成等はでき、ネットにつながると自動でアップロードされます。
ネット環境がない場所で作業する予定があれば事前に必要なファイルなどをダウンロードして編集できるようにしておくと良いでしょう。
ソフトのインストールができない
Chromebookはインストールしないと使用することができないソフトなどが使用できません。
例えば、WordやExcelなどのMicrosoft Officeはソフトをインストールしなければいけないので使うことができません。
Playストアにあるアプリケーションはインストールして使用する事ができるので代用可能なアプリがあればそちらを使用することをオススメします!
プリンターで印刷ができない
Chromebookはプリンタードライバなどのソフトもインストールすることができないため、プリンターも普通には使用することができません。
しかし、印刷する方法はあります。
Wi-Fiを利用して印刷する
プリンターがWi-Fi接続に対応していればWi-Fiにて印刷することが可能です。
同じWi-Fi環境下にいれば簡単な設定でプリンタと接続することが可能です。
Googleクラウドプリントを利用する
Googleクラウドプリントに対応しているプリンタを使用であればクラウド経由で印刷が可能です。
クラウドプリントを使用することで出先から指定したプリンターに出力させることも可能になります。
どんな人にChromebookが向いているか:まとめ
ここまでChromebookのメリット・デメリットについてまとめてきましたが、Chromebookはデメリットは非常に少なく快適に利用することができるのでほんとにおすすめです。
Web閲覧や資料作成がメインの方であればメイン機種としても十分使用可能です。
普段はハードなゲームなどをしているという方にも、サブ機としても非常に優秀なのでオススメです。

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