どうも、ばやし(@bayashism)です。
雨上がりにふと空を見上げると虹が出ていることありますよね。
わたしが幼いころ、
「どうして虹ってできる」
「なんで七色なの?」
と親に聞いたことがありますが、その当時ははっきりした答えが聞けなかった気がします!笑
子供に聞かれたときにスパッと答えられるとかっこいいですよね!
この記事では虹ができる仕組みを簡単に紹介していきます。
そもそも虹って何だろう?
虹は太陽の光からできているんだ。
虹について考えているといろいろな疑問が出てきますよね!
ここからは虹について簡単に紹介していきます。
どうやってできるの?
虹は雨が降っているときや雨が上がって雨上がりの空気中に雨粒の多いときによく見ますよね!
この雨粒をスクリーンにして太陽の光が当たり反射させることで虹が発生するのです。
実際に私たちは、雨粒一つ一つに太陽の光が入ってきて、雨粒で光の反射・屈折が起きた光を見ています。
出典:仕事で得する天気の雑学
どんな時に見えるの?
虹の太陽の光が雨粒に反射したものと説明したね。
要するに、虹は太陽の光と雨がないと虹は発生しないということです。
雨上がりでも太陽が出ていなければ虹は発生しません。
夏の夕立の後のように、雨が上がった後にすぐに太陽が見えるような条件がそろったときに虹を見ることができます。
なんで七色なの?
そもそも虹はなぜ七色に見えるのでしょうか?
ここからは少し難しい話になりますが、人の目に見える光を可視光といいます。
人の目から見える可視光は下の写真のように大体400nm~750nmの波長をもった光です。
この様々な波長をもった光が集まって白っぽい太陽の光ができているのです。
要するに虹というものは、
「たくさんの色の光が集まっている太陽の光が、雨粒にあたることでバラバラになって一つ一つの色が見えている」
のです。
かなり簡潔にまとめました!
世界の虹のお話
どこの国でも虹が出る仕組みは同じです。
当然、太陽は一つですので同じ太陽の光が雨粒に反射して虹が見えるのです。
しかし、他の国では違って見えているようです。
このように、日本では「虹は何色」と聞くと「7色」といっていますが、世界で同様の質問をすると回答が異なるようです。
見えている虹が各地で異なっているわけではなく、色の表現の仕方で異なっているようです。
その色を表現する言葉があるかないかで答える色の数が異なってくるようです。
虹の漢字の成り立ち
この記事を書いててふと疑問に思ったこと。
それは、「虹」という感じはなぜ虫偏なのか?
興味があったので調べてみました。
虫偏となった経緯は諸説あるようですが、一つ気になったものをご紹介。
「虹」は空にかかる「にじ」の意味で有名ですね。この漢字の成り立ちはとても神秘的です。古来より自然現象として「にじ」は見られましたが、当時、科学的な根拠もなかったためにその正体は「天に住む竜に似た獣」だと考えられていました。「竜」は爬虫類に似ていると考えられていたので「虫」の字を使い、「にじ」のアーチがかった形状を「工」で表現して「虹」の字は生まれました。
ちなみに色が鮮やかに表れた「にじ」がオスである「虹(コウ)」、色の淡いものがメスの「蜺(ゲイ)」という竜だと考えられていたようです。
出典:一期一名
神秘的な虹にぴったりな由来ですね!
今回は虹について簡単にまとめてみました。
天気にはまだまだ面白いことがたくさんあります。
よかったら本も手に取ってみてください。